労働安全衛生法により、事業者は石綿（アスベスト）作業従事者に対し特別教育を実施することが規定され、石綿を含む建築物の解体・改修工事は危険又は有害な業務に指定されています。

労働安全衛生規則により、事業者は特定粉じん作業を行う作業場において、作業従事者の健康障害を予防するための適切な対策措置を講じることが義務付けられています。

労働安全衛生規則が改正され事業者はテールゲートリフターの操作の業務（荷役作業を伴うものに限る）に就かせる労働者に対し、特別教育の実施が義務付けられることとなりました。

巻上げ機とは、動力で駆動される歯車により減速回転するドラムにワイヤーロープ等を巻き付け、物の上げ下ろしや横引き・引っ張り作業に使用する機械です（電気・エアーホイスト及びゴンドラ用除く）。

事業者は作業床の高さが10メートル未満の高所作業車の運転業務（道路走行を除く）に労働者を就かせる際、安全衛生のための特別教育を行わなければなりません。

玉掛けとは、クレーンのフック部分に荷物を掛けたり降ろしたりする作業です。最大つり上げ荷重1トン未満のクレーン等の玉掛け業務には玉掛け特別教育の受講が必要で、技能講習との違いはクレーンの最大つり上げ荷重で判断されます。

砥石は消耗品のため新品への取替えや加工物・仕上げに合わせた種類の取替え作業が発生し、この取替え作業および取替え後の試運転には特別教育が義務付けられています。

ビルメンテナンス作業などで使用するロープアクセスの実技指導を行います。